吉田研究室
日本学術振興会特別研究員PD(滋賀大学)
2013年度 博士後期課程研究指導認定退学
E-mail: kawamoto.ayaka★fx2.ecs.kyoto-u.ac.jp (Replace ★ with @ )
研究テーマ
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- 「クラシック」を射程に入れた音楽社会学の再構築
- キーワード: 音楽・自律性・芸術表象・商品化・近代化論
- 「クラシック」を射程に入れた音楽社会学の再構築
研究業績
論文
- 川本彩花「社会学理論・学説の記述における伝記的背景――日本の社会学教科書の分析」『デュルケム社会学の成立と受容――ディシプリンとしての社会学を考えるために』平成 27 年度~平成 30 年度科学研究費補助金基盤研究(B)「社会学のディシプリン再生はいかにして可能か――デュルケーム社会学を事例として」(課題番号:15H03409、研究代表:中島道男(奈良女子大学))成果報告書、278~91頁、2019年3月
- 川本彩花「近代音楽における芸術至上主義の形成――ベートーヴェンを中心とした社会学的研究――」京都大学大学院人間・環境学研究科 2014年度博士学位論文
- 川本彩花「音楽社会学の課題――新たな〈クラシック音楽の社会学〉をめざして」『社会システム研究』第15号 13-22頁、2012年3月
- 川本彩花「〈音楽の自律性〉の形成におけるメディアの役割――音楽雑誌のベートーヴェン批評を手がかりに――」『ソシオロジ』第56巻3号 87-102頁、2012年2月
- 川本彩花「芸術至上主義の社会学――ベートーヴェンにみる芸術性と商品性の関係」『フォーラム現代社会学』第9号 101-12頁、2010年5月
- 森山貴仁・川本彩花・野島那津子「メディアによる文化的公共圏の再編成――戦後における音楽祭の日米比較を中心に」京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」ワーキングペーパー、 2010年
- 川本彩花「芸術至上主義の社会学――<ベートーヴェン>にみる芸術と近代――」奈良女子大学大学院人間文化研究科 2008年度修士論文
口頭発表
- 川本彩花「知識社会学的メディアとしての社会学教科書――ディシプリン再生と社会学教育②」第90回日本社会学会大会、東京大学、2017年11月4日
- 川本彩花「(科研関連報告ミニシンポジウム)日本の社会学教科書における理論・学説の教授法」第34回デュルケーム/デュルケーム学派研究会例会、文京学院大学、2017年4月15日
- 川本彩花「音楽都市〈楽都〉の形成と地域振興に関する比較社会学的研究」京都大学アジア研究教育ユニット第7回学際融合コロキアム、京都大学、2017年1月24日
- 川本彩花「(科研関連ミニシンポジウム 海外でのフランス社会学受容について――スペイン、韓国、台湾を事例に)スペイン調査について」第33回デュルケーム/デュルケーム学派研究会例会、奈良女子大学、2016年10月22日
- 川本彩花「現代日本における芸術至上主義の受容――
クラシック音楽祭オーディエンス調査の分析」 京都大学アジア研究教育ユニット第10回学際融合コロキアム、京都大学、2016年3月3日 - 川本彩花「マックス・ウェーバーの音楽論」
2014年度龍谷大学社会科学研究所共同研究(重本プロジェクト)第4回共同研究会、龍谷大学、 2015年2月22日 - KAWAMOTO, Ayaka, “The Reception of “Art for Art’s Sake” in Japan: Case Study of a Classical Music Festival Audience”, The 18th International Sociological Association World Congress of Sociology, Pacifico Yokohama, Japan, July 2014
- 川本彩花、「芸術至上主義の形成に関する社会学的研究――音楽を中心として」、第249回近代社会史研究会例会、京都大学、2014年3月
- 川本彩花、「クラシック音楽祭観客にみる芸術至上主義の受容――サイトウ・キネン・フェスティバル松本に関する調査の分析(2)」、第86回日本社会学会大会、慶應義塾大学、2013年10月
- 川本彩花「クラシック音楽・ベートーヴェン・近代――文化的合理化論からみる〈音楽の自律性〉の形成――」、第63回関西社会学会大会、皇學館大学、2012年5月27日
- 川本彩花「〈音楽の自律性〉の知識社会学――メディア・
音楽雑誌・ベートーヴェン」2011年度日本社会学史学会関西例会、滋賀大学、 2012年3月31日 - 川本彩花「ベートーヴェンにみる音楽の自律性の成立と受容――音楽社会学の再構築をめざして――」、日本社会学会第83回大会ポスターセッション、名古屋大学、2010年11月7日
- 川本彩花「近代の音楽/音楽の近代――ベートーヴェンを事例とした音楽社会学の試み」京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」全体研究会(京都フランス音楽アカデミー実行委員会 共催)、芝蘭会館、 2010年3月29日
- 川本彩花「芸術至上主義の社会学――ベートーヴェンにみる芸術性と商品性の関係」第3回クラシック音楽と現代文化研究会、大阪音楽大学、 2010年1月16日
- 川本彩花「芸術至上主義の社会学――<ベートーヴェン>にみる芸術と近代」第60回関西社会学会大会、京都大学、 2009年5月23日
共同研究
- 「社会学のディシプリン再生はいかにして可能か――
デュルケーム社会学を事例として」2015~2018年度科学研究費補助金(基盤研究( B)、課題番号:15H03409、研究代表:中島道男(奈良女子大学))、 2019年3月まで研究協力者として参加 - 「文化資本と社会関係資本の関連性――
クラシック音楽祭参加者への調査によるアプローチ」2011~2013年度科学研究費補助金( 挑戦的萌芽研究、課題番号:23653121、研究代表:辻竜平(信州大学))、 2014年3月まで研究協力者として参加
アウトリーチ活動
- 川本彩花「2012年サイトウ・キネン・
フェスティバル松本オーディエンス調査報告(2)――音楽に対する意識の調査」信州大学「 文化資本と社会関係資本の関連性――クラシック音楽祭参加者への調査によるアプローチ」 プロジェクト意見交換会、松本市役所、2013年9月29日
その他
- 川本彩花「日本の社会学教科書における理論・学説の教授法」『社会学のディシプリン再生とデュルケーム』第5号13頁、2017年7月
- 川本彩花・吉本惣一「スペイン調査について」『社会学のディシプリン再生とデュルケーム』第4号4頁、2017年1月
- 川本彩花「(特集・連続討議・市場経済と芸術Ⅳ)芸術・貨幣・対話」『あまだむ』あまだむ短歌研究会、第109号、18-20、2010年9月