吉田研究室出身
立教大学文学部/大学院21世紀社会デザイン研究科准教授
2014年度 博士後期課程研究指導認定退学
E-mail: h_nakamori1225★yahoo.co.jp (Replace ★ with @ )
研究テーマ
- 失踪者をめぐる社会学的考究、およびその考究に基づく社会理論への還元
- キーワード: 失踪 社会問題 社会病理学 死の社会学 臨床社会学 現代社会論 責任
研究業績
単著
- 中森弘樹『失踪の社会学:親密性と責任をめぐる試論』、慶応義塾大学出版会、2017年10月
共著(分担執筆)
- 中森弘樹「失踪者家族の悲嘆」、髙木慶子・山本佳世子編『
悲嘆の中にある人に心を寄せて――人は悲しみとどう向かい合っていくのか』、上智大学出版、 133-51、2014年4月 - 中森弘樹「網野善彦――「無縁」の否定を超えて」、『3・
11後の思想家25 別冊大澤真幸 THINKING「O」』、左右社、173-84頁、2012年1月
論文
- 中森弘樹「行方不明の概念をどのように位置付けるべきか――近年の行方不明研究の動向とその論点の整理を中心に」、『社会システム研究』第21号、191-206頁、2018年3月
- 中森弘樹「何が親密な関係を繋ぎ止めるのか――親密性と責任の関わりを中心に」、『社会システム研究』第20号、271-287頁、2017年3月
- 中森弘樹「失踪の社会学――親密性と責任の関係性についての試論」京都大学大学院人間・環境学研究科 2016年度博士論文
- 中森弘樹「現代社会における『責任の不発化』とその処方箋の検討――責任実践の社会学的研究に向けて」、『社会システム研究』第19号、177-193頁、2016年3月
- 中森弘樹「曖昧な喪失における情報提供とケアの実践――
MPSの取り組みを事例として」(研究ノート)、『ソシオロジ』 ソシオロジ編集委員会、第180号、75-90頁、 2014年7月 - 中森弘樹「1950-1980 年代の失踪表象と親密圏の変容――「家出」と「蒸発」の雑誌記事分析を中心に」、『ソシオロゴス』第37号、115-131頁、2013年10月
- 中森弘樹「失踪をめぐる多元的な生死の線引き――失踪者の家族の語りから」、『フォーラム現代社会学』第12号、82-94頁、2013年5月
- 中森弘樹「孤独死の言説からみる死の自己決定の変容――
新聞の投書記事の分析」、『社会システム研究』第16号、 181-194頁、2013年3月 - 中森弘樹「「社会的死」概念の問題点とその処方箋の検討――観察者の視点の導入による精緻化の試み」、『レスプブリカとしての「公共圏」とその批判――死を記憶/忘却する公共圏とその境界をめぐって』GCOE Working Papers 次世代研究 87、48-61頁、2012年11月
- 中森弘樹「無縁死概念の社会学的意義――死の社会学におけるその位置づけをめぐって」、『社会システム研究』第14号、157-168頁、2011年
- 中森弘樹「失踪者の家族社会学」、京都大学大学院人間・環境学研究科 2009年度修士論文
口頭発表
- 中森弘樹「失踪者の失踪動機と生活世界――失踪経験者のライフストーリー分析を中心に――」、第68回関西社会学会大会、神戸学院大学、2017年5月27日
- 中森弘樹「何が親密な関係を繋ぎ止めるのか――責任に関する理論的検討を中心に」、2016年度日本社会学理論学会研究例会(共通テーマ『自由(主義)の可能性、もしくはその限界』)、神戸学院大学、2017年3月11日
- 中森弘樹「行為としての失踪と自殺の関係性について――ある失踪経験者のライフストーリーの分析を中心に」、日本社会病理学会第32回大会、福岡県立大学、2016年9月25日
- 中森弘樹「社会病理学と社会構築主義の共存可能性について――社会病理学会における現状の分析を中心に」、日本社会病理学会第31回大会テーマセッション「第30回大会企画『社会病理学会の30年』を若手会員はどう捉えたか」、岩手大学、2015年10月4日
-
中森弘樹「現代における失踪者の失踪動機に関する分析枠組の検討
――『原因のよく分からない失踪』を中心に」、日本社会病理学会第30回大会、下関市立大学、 2014年10月4日 - Hiroki Nakamori,“The Challenge of Supporting People Suffering Ambiguous Loss: An MPS Case Study.” 第18回ISA世界社会学会議、パシフィコ横浜、
2014年7月15日 - 中森弘樹「若者の「家出」言説の変容――商業雑誌における「家出」記事の分析を中心に」、第86回日本社会学会大会、
慶応義塾大学、2013年10月13日 - 中森弘樹「戦後の失踪表象の変容とその社会的背景の分析――――
「家出」と「蒸発」の言説を中心に」、 日本社会病理学会第29回大会、國學院大學、 2013年9月28日 - 中森弘樹「「曖昧な喪失」状況下における第三者の役割――失踪者の家族と外部との関係性の分析を通じて――」、第63回関西社会学会大会、皇學館大学、2012年5月27日
- 中森弘樹「変容する孤独な死の現代的表象――「孤独死」と「無縁社会」をめぐる新聞記事分析――」、第84回日本社会学会大会、関西大学、
2011年9月17日 - 中森弘樹「親密圏から離脱した生、および死についての考察――失踪者の家族の語りとその周辺」,京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」第13回理論班定例会,京都大学,2011年2月25日
- 中森弘樹「失踪者の家族社会学――失踪をめぐる社会学的考究の嚆矢として――」、第61回関西社会学会大会、名古屋市立大学、2010年5月30日
- Hiroki Nakamori, “Sociology of the Missing Person’s Family: through the Narrative of a Man whose Son Suddenly Disappeared.” 京都大学・台湾大学東アジア社会学国際学術検討会、京都大学百周年時計台記念館 2009年7月24日
その他
- 中森弘樹「フーコーの自死論における他者の問題について」(研究手帖)、『現代思想』第45巻22号、246頁、2017年12月
- 中森弘樹「不倫ブームのはるか前、日本を席巻した『蒸発妻』たちの言い分」『現代ビジネス』、講談社、2017年12月
- 中森弘樹「会員コーナーⅠ(リレーメッセージ) 失踪の社会学」『日本社会病理学会ニュース』77号、20-21頁、2015年1月
- 鵜飼大介・平田知久・今田勝規・上野大樹・柴田悠・中森弘樹・西川純司「社会学文献表」、大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一 (編集委員) 『現代社会学事典』、弘文堂、2012年12月
- 中森弘樹「アウトサイダー」「感情労働」「基層文化」「コーホート」「鶴見和子」「ルース・ベネディクト」(以上、事典項目)、大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一 (編集委員) 『現代社会学事典』、弘文堂、2012年12月
- 中森弘樹「失踪という「問題」の在り処について――「失踪者」の家族の視点から――」、特定非営利活動法人 日本行方不明者捜索・地域安全支援協会ウェブサイト http://www.mps.or.jp/article/ 2009年4月
メディアから受けた取材
教育
2018年度
前期
- 立命館大学産業社会学部「情報リテラシーIIISC」(社会調査士認定E科目)
- 京都造形大学通信教育学部「社会学」
後期
- 京都大学総合人間学部および大学院人間・環境学研究科「社会調査のための統計学」(社会調査士認定D科目)
- 京都造形大学通信教育部「社会学」
2017年度
前期
- 立命館大学産業社会学部「情報リテラシーIIISC」(社会調査士認定E科目)
- 京都造形大学通信教育学部「社会学」
後期
- 京都大学総合人間学部および大学院人間・環境学研究科「社会調査のための統計学」(社会調査士認定D科目)
- 京都造形大学通信教育部「社会学」
2016年度
前期
- 立命館大学産業社会学部「情報リテラシーIIISC」(社会調査士認定E科目)
- 京都造形大学通信教育学部「社会学」
後期
- 大阪体育大学健康福祉学部「社会調査の基礎」
- 京都造形大学通信教育部「社会学」
2015年度
前期
- 京都造形大学通信教育学部「社会学」
後期
- 大阪体育大学健康福祉学部「社会調査の基礎」
- 京都造形大学通信教育部「社会学」
2014年度
前期
- 京都造形大学通信教育学部「社会学」
後期
- 大阪体育大学健康福祉学部「社会調査の基礎」
- 京都造形大学通信教育部「社会学」